1996年、私はスペインはマラガにあるピソ(アパート)に住んでいた。そこで出会ったのが「cadena dial」という放送局の「dial latino」というラジオ番組だ。その週のbest20を流していたと思う。それ以来、すっかりスペイン語の音楽にのめり込んでしまった。
この
はその番組(放送局)のテーマソング的楽曲(当時)でとても心に響く。誰が作って、誰が弾いてるのかはしらないけれど、大のお気に入りギターメロディだ。
これを聴くだけで当時を思い出す。白い息が吐けるほどの寒い部屋で温かいマンサニージャを飲んだり、ときには生ハム(
ハモンセラーノ
)にかぶりつきながら「スペインに住んでいる」という雰囲気を味わっていたあの冬。
96-97年シーズンに出会い、今なお、そしてこれからも私の心にいるであろうアーティストをここに紹介します。
みなさんはラテン音楽に触れるときはどんな形なのでしょう。世の中には本や雑誌、テレビやラジオ、衛星放送といったメディアが数多く存在していますが、ラテン音楽ともなると数が限られます。私がスペインにいたときのような常時ラテンの音楽に接する機会はほとんどなくなりました。
IE5以降からラジオネットステーションが登場しました。これはいろいろな国のラジオ番組が聴けるものですが、当時、インターネットもつなぎ放題が主流ではなかったので音楽をかけっぱなしというわけにはいきませんでした。
しかし現在、ADSLなどの登場で安価につなぎ放題にでき、しかも高速にアクセスできるようになりました。PCのスペックにもよると思いますが、ネットラジオをつなぎながらパソコンで作業できる環境が整ったのです。
おすすめのラテンポップラジオは『Batanga』。流している音楽の曲名、アーティスト、アルバム名がリアルタイムで表示されます。そこで思いました。ダビングしたいな、と。そんなソフトは数多くあると思いますが、自分で作っちゃいました。ダウンロードのページに載せてありますので是非使ってみてください。ネットラジオステーションに直で接続できる機能もついています。フリーのソフトなので自由にダウンロードしてみてください。