アプリケーションのウィンドウにある、左のアイコンから設定をします(Ctrl+Sでも実行可)。
これにチェックを入れると、ソースファイルと同じフォルダ内に抽出したファイルが生成されます。
なお、同名のファイルは上書きされます。
チェックを入れない場合、で保存フォルダを指定することができます。
これにチェックを入れると、設定した保存フォルダの下に『フラッシュファイル名』でフォルダが生成され、
さらにその下にそれぞれ『BMP』『JPEG』『VIDEO』『SOUND』のフォルダが生成されるという仕組みになっています。
もしフォルダ名が重複したら後ろに[1]といった感じで連番が付きます。
上書き防止にもなるので、チェックを入れることを推奨します(特にSWFファイルからの抽出において)。
チェックをはずすと、設定したした保存フォルダ内に出力します。なお、同名のファイルは上書きされます。
『ソース』は保存名を元のファイル名に一致させます。
『指定』とは各素材につけることができる名前です。
連番記述を選択できます。『ユーザー定義』では桁数の設定も可能です。
『ユーザー定義』を選択すると、左図のような画面が現れます。
通常の数字表記は%dでスタート時は1桁(0)ですが、
もしスタート時から4桁(0000)を希望するなら『04』(0必須)を間に入れて%04dとします。
通常、番号は処理した順に付けられます。しかし、場合によってはID番号で知りたい時もあるでしょう。
そのような場合にはチェックを入れてください。
なお、ストリームのsoundにはID番号がありませんので、独自に0x10000(65536)を起点として、処理した順に番号を割り振っています。
『for SWF』とありますが、『FLV』以外でなにかしらのidを持っているなら、反映される可能性があります。
このボタンでMP3またはM4A(AAC)に関する出力設定を行います。
映像のみを単独で、基本的にAVI形式で出力します。
ビデオとオーディオを別個で出力したい場合にはここを選択してください。
MP4(H264)のファイルから映像のみを抽出するときは、MP4(H264)ファイルとして出力しますが、
AVIで出力したい場合は『MP4(H264)→AVI(H264)』にチェックを入れておいてください。
ビデオとオーディオを結合して、基本的にAVI形式で出力します。
抽出項目の設定で『VIDEO』と『SOUND』の両方にちゃんとチェックを入れて実行してください。
MP4(H264)のファイルでこの設定をした場合、そのままコピー(修正箇所があれば修正)して、
MP4ファイルとして出力しますが、AVI(音付き)で出力したい場合は『MP4(H264)→AVI(H264)』にチェックを入れ、
サウンドの設定でも変換出力タイプとして『しない』以外を選択しておいてください。
なお、フラッシュ(SWF)のひとフレーム内に複数のビデオもしくはオーディオが含まれている場合、
最初に検出されたビデオとオーディオで結合を試みます。
それ以降の結合についてはスルーされますので、必要であればあとでオプションにて結合してください。
ボタンに関しては『映像と音声の結合』の
『結合設定』を参照してください。
ビデオの各フレームを静止画として出力します。
『PICTURE』とこのビデオデータからの静止画の出力は意味合いが異なります。
ビデオデータから画像が欲しい場合は『PICTURE』ではなく、『VIDEO』にチェックを入れてこの設定を行ってください。
ボタンにより、出力指定や、
BMPまたはPNG形式の出力が可能です。詳細は
『静止画出力設定』をご覧ください。
PNG形式での出力は時間がかかりますので留意ください。
『VP6ビデオ関連の設定』でアルファデータの設定をすることにより透過情報を反映したPNGファイルを出力することができます。
なお、ボタンは
『映像+音声』と『静止画出力』とでは内容が異なります。
H264をMP4やFLVコンテナからAVIのそれにしたいときにはここにチェックを入れてください。
『ffdshow依存形式で出力』のチェックにかかわらず、無劣化でAVI出力します。
ただし、音声をつけるときや、静止画を取り出すときにはデコーダが必要になりますのでffdshow(たとえば)のH264は有効にしておいてください
『H264』という語句はあくまでも『例え』であり、実際は様々な形式のコンテナ入れ替えが可能になっています。
ffdshowをインストールしている環境で、ビデオデータを高速に、無劣化で出力したい場合、ここにチェックを入れてください。
ffdshowに限らず、FOURCC-FLV1/FLV4を再生できる環境であるなら、ここのチェックは効力があります。
なお、対象となるビデオはH263(FLV1)、VP6(FLV4)です。MP4(H264)はこの設定に影響されません。
ちなみに、VP6ビデオからの画像出力時において、ffdshowのVP6を使用せず、純正のOn2VP6コーデックを利用したい場合は、ffdshowの『VP6』は常時無効にしておき(VP6Fは無効にしなくていい)、その時だけここのチェックを外すとよいでしょう。
◎ffdshow側の設定
本ソフトフェアは基本的にVFWを使用しているので、『VFWの設定』→『Decoder』のコーデック設定で『FLV1』および『VP6F(FLV4)』の『無効』が解除されていることを確認しておいてください。
『ビデオデコーダーの設定』はDirectShow側の設定になります。こちらのコーデック設定も『無効』が解除されていることを確認してください。
【動作環境】でも触れていますが、Vista以降のOSの場合、ffdshowのVFWインターフェイスはインストールしない方が良いかもしれません。
v2.8.5以降、VFWインターフェイスをインストールしなくても動作に支障のないような設計にしています。
なお、ここにチェックを入れることにより、『VP6ビデオ関連の設定』の『上下反転』の設定は無視されます(ただし、画像出力の場合は反映)。
ビデオによっては欠落した画像(フレーム)があり、場合によっては出力される音声と映像がずれることがあります。
その場合はここにチェックを入れて出力してみてください。なお、H264/AVCをMP4コンテナで出力する場合はこの設定に影響されません。
通常、欠落した画像があってもFPSで補正する仕様にしているので、規則的な欠落なら何の違和感もない場合があります。
出力時間および出力ファイルサイズの低減を考えれば、チェックをはずしておいてもよいかと思います。
音声付の動画ではない、もしくは音声と同期させるつもりがないならなおさらです。
どうしても映像と音声がずれる場合にはここにチェックを入れて試す、という感じでよいでしょう。
欠落があるかどうかはLOG(ログ)の一番最後を見ればわかるようにしてあります。参考にしてみてください。
AVI出力の際に起動する圧縮コンポーネントをスキップすることができます。
フォルダ内一括抽出の際に役に立つと思います。
AVI作成にはVFW(Video For Windows)を使用しているため、ファイルサイズ2GBまでという制限があります。
そのため 2GB を超えてしまいそうなときにはチェックを入れていたとしても強制的に圧縮オプションが起動しますので、そのときには圧縮するようにしてください。そうしないとエラーになるか壊れたファイルが生成されます。
ビデオデータがVP6の場合の個別設定を行います。
詳細は『VP6設定』
を参照してください。
抽出する対象を細かく選択することができます。
これにチェックを入れるとBMP形式をPNG形式に圧縮して出力することができます。
BMP形式ではアルファチャンネルは無視されますが、PNG圧縮することによりアルファチャンネルを取り入れることができます。
なお、これにチェックを入れたときは『BMP』ではなく『PNG』フォルダが生成され、そこに保存されます(フォルダを構築する設定にしている場合)。
ボタンでPNG圧縮の設定ができます。詳細は『PNG圧縮』の項目を参照してください。なお、この設定は『JPEG with Alpha -> PNG』の時と共通になります。
これにチェックを入れると、アルファデータを持つJPEGデータの場合、別途BMP形式でアルファデータのみを出力します。
これにチェックを入れると、アルファデータを持つJPEGをPNG形式に圧縮して出力することができます。
この場合PNGファイルは、『JPEG』フォルダの下に『PNG』フォルダを生成して、そのフォルダ内に出力されます(フォルダを構築する設定にしている場合)。
アルファ付のJPEGをPNGにする際、画質やサイズがディスプレイのビットカラーに影響されることがあります。
通常の24bitや32bitである場合、気にすることはありませんが、16bitに設定している場合、色合いが多少変わるかもしれません。(どのビットカラーでもアルファ付の24bitフルカラーのPNGで出力することは変わりません)
複雑な色を使っていないJPEGであれば、16bitにして出力することで、見た目も変わらず、サイズをおさえられる場合があります(HugFlash Ver2.6.2以前のものだと16bitでは不具合が起こる可能性があるので、そうでない方は最新版にアップデートしてください)。
ちなみに、256色以下のディスプレイビットカラーではPNG変換しない仕様にしてますので、少なくとも16bit以上の設定にしておいてください。
なお、ビデオデータの画像を出力したい時は『VIDEO』にチェックをし、出力タイプとして『静止画出力』を選択して実行してください。詳細は先述の『Video』の項目を参照ください。
これにチェックを入れると、ログファイルを簡略化して出力できます。
その場合、SWFでは主にテキスト表示やURL情報を出力します。FLVでは最初の数フレーム(またはサンプル)のみ記述し、後は省略します。MP4では長くなりそうな部分は『...』などで省略されます。
詳細な情報が欲しい場合はチェックを外してください。 一部省略しているものの、対象ファイルによっては相当な容量になりますので、 大容量サイズに対応したテキストエディタもしくはワープロソフトで開くようにしてください。
これにチェックを入れると、UTF-8形式の文字列をShift-JISに変換します。
日本語が含まれ、かつFlash6以降のファイルが対象です。
つまり、UTF-8形式でない文字列もあるので統一するのが目的です。
エディタで閲覧するときは『ShiftJIS』形式にして開けば文字化けすることはないでしょう。
外国語作品のフラッシュの場合はチェックを外してもかまわないと思います。
その場合、出力したログは『UTF-8』形式で閲覧した方がいいかもしれませんね。
これにチェックを入れると、OTF(OpenTypeFont)がある場合、それを抽出します。
環境などによってはフォントビューアで見ることができなかったりするかもしれません。