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暗沢山=くらさわやま(520m)・・・・大峠

1/10〜1/13・・・静岡県の低山めぐり、「一等三角点」と「日本の山1000」

暗沢山婆沙羅山登リ尾達磨山金冠山浜石岳竜爪山八高山富幕山
静岡県 2005.01.10 単独 マイカー 一等三角点
コース 植物園付近から往復2時間程度
(一等三角点)
山頂には小さな私製プレートがあるのみ
(山頂下の「大峠」は、静岡百山)

長野から伊豆半島南端近くまでは遠かった。7時間のドライブだった。
国道136号線を南下、波勝崎への分岐の先で天神原へ左折。林道まがいの道を上がって行くと小さな集落天神原となり、天神原植物園がある。ここは小さな5叉路となっていてどっちへ進んでいいかわからない。

夕方も近づいているので車を植物園に止め、下見のつもりで「キャンプ・山の家」という小さな案内のある林道へ入ってみた。なだらかな林道が延びている。ムダ足を踏んでいる気がしたが、もう少しだけもう少しだけと、かなり奥まで入ってみた。山の家という建物があり、数人の人影が見える。猟で捕らえた大きなイノシシを解体しているところだった。
暗沢山の頂上を尋ねてみたが、そんな山があるの?という顔をしている。そこで三角点のあるところを尋ねると「この林道を行けば電波塔がある。そこに四角い石があるがそのことだろう」という。それにちがいない。さすが精通している猟師たち、ここで出合ったのが幸運。

話の様子ではすぐ先という感じ。夕暮れも近づきつつあり心配だったが、このまま三角点まで行くことにしたのはいいが、それから20分前後もかかったかもしれない。NTT無線中継所の看板で右折すると電波塔が見えてき暗沢山の山頂だった。
電波塔の裏の藪が刈り払われたばかりで、そこに目指す三角点があった。「一等」という刻字は右から左へ書かれているのが多いが、ここはその逆だった。

足もとの見えるうちにと大急ぎで車まで引き返したが、あたりはもう闇が迫っていた。猟師たちは電灯を点して解体を進めていた。
この日は植物園で車中泊。

≪アクセス≫
136号線からは「キャンプ・山の家」または「天神原植物園」の案内を頼りに進む。
植物園からは「キャンプ山の家」を目標にしてさらに林道を進むと、NTT無線中継所の看板がある。山頂まで車で行ける。


 
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