まず覚えたい春の野草 Best10  

 

このページは

「野草なんてほとんど知らない」

「名前を覚えたいけどたくさん種類がありすぎて

どれから覚えていいかわからない」

といった野草初心者の方のページです。

春を代表する野草から勝手にBest10を選び,

その特徴や見分け方,名前の覚え方を解説しました。

千里の道も一歩から!

まずは,この10種を覚えることからはじめましょう。

 

順位 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位

セイヨウタンポポ

カラスノエンドウ

オオイヌノフグリ

ナズナ

ホトケノザ

言わずと知れたタンポポです。日本には20種類ほどのタンポポがあるそうですが,その中でももっともよく見るのがコレ。名前の通り外国から入ってきた種類で,花びらの枚数が多い,花の下の総苞(そうほう)がそり返るなどの特徴があります。 つる性の野草です。花はピンク〜紫色で,チョウが羽をひろげているような形の花(蝶形花)を咲かせます。花のあとに真っ黒な豆ができることからカラスの名前がついています。豆のさやでピーピー笛を作って遊んだことはありませんか。 地面をはうように広がり,コバルトブルーのかわいらしい花を咲かせます。花のあとにはハートの形の実ができ,これが「犬のキンタマ袋」に似ていることから「イヌノフグリ」という名前がつけられました。 ペンペングサの名前でも知られる野草です。ペンペンとは,「三味線のばち」のこと。花の後にできる三角形の実の形が,三味線のばちににていることからついた名前です。 口をぱっくりと開けたような,少し不気味な花があっちこっち向いて咲いています。「仏の座」とは,葉の形が仏像をおく台座(ハスの花)に似ているところからつけられました。「春の七草」として有名なホトケノザこれではないらしい・・・。
ついでに カンサイタンポポ

シロバナタンポポ

スズメノエンドウ

カスマグサ

タチイヌノフグリ マメグンバイナズナ コオニタビラコ
 
順位 第6位 第7位 第8位 第9位 第10位

オランダミミナグサ

ヒメオドリコソウ

ハルジオン

キュウリグサ

タネツケバナ

ミミナグサとは葉の形がネズミの耳に似ていることからつけられた名前。ハコベに似ていますが,ちがいは全体に毛がたくさん生えているところと花びらの形。

同じシソ科のホトケノザによく似ていますが,葉の形や葉のつき方で見分けられます。葉の形や色がまさに「シソ」といった感じ。

高いものでは1m以上にもなる大きな野草で,街中でもよく見かけます。そっくりな野草にヒメジョオンがあります。見分け方は春に咲くのがハルジオン,春過ぎてから咲くのがヒメジョオン(?) 花はとても小さいですが,うすい青色の花びらと,中心の黄色の配色がとてもすてき。葉をもむとキュウリのにおいがすることからつけられた名前だとか。 この花を見かけるようになるといよいよ春!早春から,やや湿った場所に見られます。実が天に向かってまっすぐに伸びていく様子にも春らしさを感じます。
ついでに

コハコベ

ミドリハコベ

オドリコソウ ヒメジョオン ハナイバナ イヌガラシ